2006年2月 出雲撮影&温泉の旅

今回の旅行は廃止になる寝台特急出雲の撮影をする為に20年程振りの山陰へ向かいます。   最初のきっかけは何気に旅行会社へ電話してみたら2月11日東京発のサンライズ出雲のシングルDX(A寝台車)が2部屋空いていると聞いたので早速、その2部屋を押さえてもらいました。 ちなみに電話したのが2月9日です。(笑)  その日に時刻表を買いに行き、急いでプランを考えますがうまくまとまらず、結局、旅行会社で相談?(勝手な事ばかりいいながら・・・)して、名古屋から東京まではぷらっとこだまのグリーン車利用、切符は名古屋発の周遊切符山陰ゾーン券で帰りは鳥取から智頭急行線経由で新大阪乗換えの新幹線とそれにレール&レンタカーを付ければ、割引も出てくるしと言う事で決まりました。 後は宿ですが、いつもはネットですぐに予約するのですが、この時期の山陰地方はかにの時期と言う事でどこの宿も少々、高くなっているのです。 温泉宿で露天風呂付きで\10000以下の宿(正月以外の宿泊に1万も出した事が無いのです。)が見つからず、諦めて1万と少しをプラスする宿を予約しました。これで、後は出発するだけです。

名古屋からぷらっとこだまでグリーン車に乗車です。

禁煙席はガラガラでしたので、ワンボックス利用でのん

びりと東京まで行けました。 子連れで旅行に出てガラ

ガラの時は助かります。 車掌さんも特に何も言いませ

んでした。
新幹線車内から見えた富士山です。 天気が良かった

のでしばらくは綺麗に見えました。
新幹線グリーン車用シート、部屋にも欲しい!?

 これで3時間程なら楽です。
東京駅に到着後、一旦荷物をコインロッカーに預けて

身軽になったところで上野駅に久しぶりに寝台特急北

斗星を見学に行きます。  北斗星3号、入線のアナウ

ンスでホームが少し賑ってきます。  北斗星とは何年

振りかの再開です。
北斗星の食堂車(グラン・シャリオ)のテーブルランプ、

雰囲気があって良いです。 またここに座って一杯やり

たいな〜〜(^^)
間もなく出発です。
 19:03 北の大地に向かって静かに出発して行きま

す。
東京駅に戻ってきても時間はまだあるので、駅地下街

のレストランで休憩しました。 メニューを見てびっくり!

 そして店員の態度に、またびっくり!!  値段だけ

は1流で接客態度は3流以下でした。   そして出雲

の入線が近くなってきたところでホームに向かいます。 
すでにホームはファンの人達ばかりです。  しかし入

線してきても在来線ホームからは機関車の撮影は出来

ない為、入場券を買って新幹線ホームから撮影します。
先程、上野駅で見送った北斗星3号の列車番号は

3レ、この出雲の列車番号も3レです。
 21:10 東京駅を出発です。 明日は出迎えてやる

からな〜!!(笑)
この日の宿はサンライズ出雲です。 列車内に入ると、

この通路を通って部屋に行くのですが、せ・狭い!!
部屋は階段を上がって入ります。 

う〜ん、ドアも狭い!?
しかし部屋はさすがにA寝台車、広いです。 子供は大

喜びです。 TVモニターもありBS放送が見れます。
今回の切符です。
シングルDXにはシャワーカードが付いています。
裏を見ると嬉しい事にA個室用と印刷してあります。

 車掌さんから購入すると裏は真っ白なだけです。

シャワー室内です。 お湯は6分間出ます。 体を洗っ

たりする時はお湯を止めておけます。 勿論、カウント

はされません。 ボディーソープ&リンスインシャンプー

も備わっています。
更衣室にはドライヤーも付いています。
翌朝、岡山駅到着前のアナウンスで起きました。

一緒にここまで来たサンライズ瀬戸との切り離し作業を

しています。 この間に売店で買い物をしておきます。
サンライズ出雲は伯備線経由です。 もう1つの出雲は

京都から山陰本線に入ります。
岡山駅、発車前です。
倉敷から伯備線に入って、山間地に来ると外は雪が降

ってきました。  山陰本線と合流し日本海側も外は雪

景色・・・ 途中、行き違いをしたスーパーまつかぜ

 この時点でまだ終点の出雲市まで乗るとは決めていま

せんでした。 良い、撮影ポイントがあればその近くで

下車しようと思っていたのですがこの天気なので結局、

終点の出雲市駅まで行きました。 理由はレンタカーを

借りれるからです。
出雲市駅でレンタカーを予約はありませんが無事に借

りてすぐに撮影へと向かいます。  撮影ポイントに選ん

だ場所は出雲市駅から車だと5分かかるかどうかの斐

伊川鉄橋です。 前日に東京駅で見送った出雲をここ

でお出迎え!?です。(^^)
この雪の為、せっかくのヘッドマークも雪で覆われて見

えません。


 山陰本線 直江ー出雲市間
終点はもう、目の前です。 車内ではアナウンスが流れ

ている頃でしょうか!?
撮影で冷えた体を温めるにはやはり、温泉しかないでし

ょう!!(^^) 向かった温泉は湯の川温泉(聞いた事

あるな!?)、ひかわ美人の湯です。

 大人\500  定休日 第3火曜

山陰本線 荘原駅からタクシー利用 
ひかわ美人の湯の露天風呂です。 広々として気持ち

の良い風呂でした。
美人の湯 温泉成分表です。
美人の湯を出てからはもう1軒、温泉に向かいますが、

この後の移動の事もあるので、出来るだけ駅に近い場

所をと思っていたら、あるものですね〜!?

出雲市駅すぐの出雲駅前温泉らんぷの湯です。

大人\600  定休日 水曜
平成16年にオープンしたとあって、中も綺麗です。
露天風呂は少し変わっていまして一人用の浴槽が3つ

あるだけですが何となく不思議な感じがしました。 露天

では駅のアナウンスが聞こえてきます。

 サウナもあります。
らんぷの湯 成分表ですが、読めませんね。
出雲市からは島根県を後にスーパーまつかぜで鳥取

県倉吉に向かいます。 この特急、たったの2両で自由

席はほぼ満席状態でしたが指定席はガラガラです。

 倉吉駅に着いた時にちょっとしたハプニングが起こり

ました。 ホームに下りる際に前日に買ったばかりのカメ

ラをホームに落としてしまったのです。 頭はパニックで

嫁に後で聞いたら叫んでいたみたいです。 何とか無

事に作動してくれたので良かったです。 ここからはま

たレンタカーで移動です。
レンタカーを借りてまずは日本のハワイ、羽合温泉に向

かいます。 ここでの日帰り温泉はハワイゆ〜たうんで

す。 大人\350 定休日 火曜 倉吉駅からバス30分

 ここの施設の写真は何故か撮影していません。 この

後は宿に向かうだけでしたが、何と、チェックインした宿

はこの次の日に泊まる宿でした。(恥ずかしい〜)

 急いで宿に向かいました。  宿に着いたらもう、日は

落ちていました。  部屋でくつろいだら、夕食前にお

風呂です。 貸切風呂が空いていたのでまずは貸切風

呂へ・・・ 見ての通り、釜風呂ですがこれがかなり大き

いのです。
 夕食は蟹のフルコースです。  部屋からの景色は正

直な話、民家しか見えずで良くはありませんが部屋は

広いし、周りが民家の割りに静かなのは良かったです。

 夜遅くに、またまたお風呂へ向かいます。

宿の内湯ですが露天風呂があるなら、当然そちらに行

きます。(笑)
宿の露天風呂です。 ビールを持ち込んで貸切露天風

呂に乾杯〜♪


 宿泊したのは浜村温泉です。
宿の温泉成分表です。
翌朝は綺麗に晴れました。 朝食も適度に、撮影に向

かいます。 しかしこの辺りの撮影ポイントが分からずに

移動したら朝のラッシュに巻き込まれてしまいました。

 時計と睨めっこをしていたら、列車が走っているのが

見えたので、急いでその辺りに向かいます。 そして着

いた場所は・・・道路からの撮影は障害物があって無理

です。しかし時間がもう無いので横にある崖を迷わず登

りました。  その映像がこれです。 僅かに日本海も見

えます。山陰本線 宝木ー浜村間
撮影後は宿に戻り、温泉に浸かります。(笑)

のんびりしてからチェックアウトします。 この日は鳥取

砂丘に向かいます。 途中に因幡の白兎伝説である、

白兎海岸がありました。 伝説を知らない方は検索して

調べて下さいね。(笑)
白兎海岸を一望します。 天気も良くて海も綺麗です。

 さすがにサメは見当たりませんでしたが・・・(爆)
鳥取砂丘に到着ですが、無料駐車場の言葉に誘われ

て?展望駐車場に行ってしまいました。 ここから砂丘

に行くにはリフトに乗らなければいけません。
リフトを降りて、砂丘に到着して目にしたものは!?

 砂丘名物らくだです。 

らくだの泣き声と言いますか、声を始めて聞きましたが、

覚えていません。(汗)
時間が早かったのか、観光客(団体)が到着前だった

ので御覧の通り、写真を撮るには最適です。

 やはり普段の心がけがいいのでしょう!!(^^)
水溜りなのか池なのか!? ま〜砂丘にオアシスはお

まけみたいなものでしょうか!?
逆アングルで・・・さすがに良いカメラは良い写真が撮れ

ます。(汗)  しかし日本ではないような景色です。
砂山登山!?です。 分かりにくいですがこの傾斜は

かなりキツイです。 途中で後悔しました。

 でもチビ(長女)も一緒に登ったのは少し驚きでしたが

泣いても最後まで登らせようと思っていました。(鬼?)

  この青空・・・とても綺麗です。
登ったらこのような景色が待っていました。

 風が描く砂の模様です。 そして向こうに見えるのは

大山です。
砂丘で疲れたら、鳥取砂丘から車ですぐの温泉に行き

ます。 

 砂丘温泉ふれあい会館です。

大人\400  定休日 木曜

鳥取駅からバスで30分(土日・祝日のみ運行。 夏休

み期間は毎日運行)
砂丘温泉効能表です。
内湯のだけのシンプルなお風呂ですがサウナがありま

す。 日本海を眺めての入浴は格別です。
温泉隊長の名に恥じず? 砂漠温泉を出たら出たら、

次に行くのもまた温泉です。

 吉岡温泉 町営の公衆浴場に行きました。

大人\200  定休日  無休みたいです!?

 鳥取駅からバス26分 バス停下車徒歩
レトロな感じで良い雰囲気の番台!?でした。
銭湯みたいでした。 でお風呂は・・・熱い熱い!!

 すぐに出てきてしまいました。
 吉岡温泉を出て、次の温泉に移動中に丁度、良い時

間に近くをスーパーはくとがあったので撮影してみまし

た。 

  山陰本線 末恒ー宝木間
撮影後は温泉〜♪  鹿野温泉 ホットピア鹿野です。

 大人\420  定休日 第1木曜(祝日の場合、第2木

曜)  この施設の前には足湯(無料)がありますし、横

には小さいですが蕎麦屋があり美味しい蕎麦が食べれ

ます。 遅い昼食をここで食べましたが本当に美味しい

蕎麦でした。(お勧めです)

浜村駅からバス15分
後は宿に向かうだけですが、ここでもちょっと、寄り道を

しまして、またもやスーパーはくとを撮影します。

 撮影ポイントが分からず、このような適当な場所での

撮影になってしまいました。

山陰本線 青谷ー泊間
宿にチェックインをして部屋に行くと・・・東郷湖が一望

できる素晴らしい景色♪

 向かいに見える建物は羽合温泉です。

東郷湖ではしらうおが獲れるようで、宿の食事にも新鮮

なしらうおが食べれます。 う〜ん、まいう〜♪
さて、温泉はと言いますと・・・何とこの日は男湯の内湯

が故障とか何かで入る事が出来ませんでした。

変わりに男湯は貸切風呂を使っていましたが、狭いで

す。
内湯なんか駄目でも露天風呂があるならと・・・

 しかしここの温泉もかなり熱いです。
宿の温泉成分表です。  言い忘れていましたが、今回

の宿は東郷温泉です。
一夜明けたら、また朝から撮影です。 ここでも当然、

食事は適度に済ませます。 で、撮影ポイントに行くと

すでに20人以上の人がいました。 しかし寒いのに皆さ

ん、よく外で待っていますよね〜!! 何処に行っても

鉄道写真を撮っている人達って車で待機はしませんよ

ね〜!? 何故だろう?

 今回の旅行での最後の撮影を終えたら、宿に戻って

帰宅の準備をしてチェックアウトです。
宿から倉吉駅まで、移動時間15分程でした。 何だよ

〜!! 近いじゃん!! と言いながらレンタカーを返

却して駅で列車を待ちます。 今回、撮影していたスー

パーはくとで帰宅です。 列車が到着してもこの駅で折

り返しなので清掃の為、すぐに乗車はできません。
清掃点検が終わって、ようやく乗車できます。

車内に入ると半室グリーンでした。 このスーパーはくと

ですが、乗り心地はお世辞にも良いとは言えません。

途中、鳥取から1人乗車してきただけだったので、当然

!? 向かいの席を使ってワンボックスにして快適乗車

です。
倉吉駅で購入したかに寿しです。
中身はよくあるような物でした。 しかし子供は大喜びで

食べていました。 
もう1つ、倉吉駅で購入した、蟹の押しすしです。
ちゃんとナイフも備わっていますが、切れにくいので、う

まく切れないです。 酢が少々、キツイ感じでした。
スーパーはくとを新大阪で下車して新幹線に乗り換え

です。 降りたホームの向かいには特急くろしおが発車

待ちをしていました。  ここでは時間がありましたので

食事がてら、時間潰しの為に適当なお店に入ります。

 東京駅地下街で入ったレストランとは、月とすっぽん、

○と原爆と言う程、値段もサービスも良かったです。

これで新幹線に乗車(当然、グリーン車)して名古屋ま

で戻り、無事に帰宅しました。
帰宅して翌日に、旅行中に購入したずわい蟹が届きま

した。 特大サイズの蟹は活きも良くて美味しくいただき

ました。 今回、急な予定で行った山陰地方ですが、機

会があれば、今回行けなかった温泉とかにリベンジした

り、のんびりと回ってみたいと思いました。 やはり旅は

行ってみないと分からないものです。

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